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マラセチア毛包炎 背中 ニキビ? あせも? [医療ニュース]

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マラセチア毛包炎ってニキビとかあせもと間違われるのですが、原因はカビでした。

皮膚に棲みついてる常在菌の癜風菌(でんぷうきん)が毛穴で増殖し、

主に、胸部、背部、肩、上腕などにブツブツや膿胞をつくり、かゆみを伴う炎症です。

かゆみは軽度のことが多いようです。

男女差はなく、青年や中年に多くみられ、ニキビと間違ってそのままにしているケースが多く、

自然治癒は、しにくいので、皮膚科での治療をお勧めします。

きちんと治療すれば、Ⅰ~2か月で治ります。

マラセチアは汗に含まれている皮脂を好みますので、まめにシャワー等をして、清潔に保つ

のが一番ですね。

抗真菌(抗カビ)の予防効果のあるシャンプー、リンスや石鹸も販売されているそうですから、

これらを利用してみるのもいいですね。



脳梗塞で死なない特効薬とは? 「FATS」をチェックせよ!! [医療ニュース]

22日「ためしてガッテン」の番組で紹介されました。

誰しもが一番恐れる病気が「脳梗塞」です。年間20万人の発症が推定されていて、
5年以内に無くなる人は全体の40%、助かったとしても寝たきりや介助の必要な生活を送る割合が20%にもなります。

若い人にも起こり得るのですが、なんといっても高齢者の発症です。
でも、特効薬があるのです。それは「t-PA」

脳の血管で詰まった血の固まりをとかすことが出来ます。「t-PA」を実際に使ったケースは20万人中1万人、何故かというと、時間制限があるのです。

「t-PA」脳梗塞を発症してから4時間半以内でないと使用することが出来ないのです。
それなら間に合うのではと思いがちですが、人間に本来備わっている 「正常性バイアス」
邪魔をしていました。

「正常性バイアス」とは身の回りでおこるさまざまな危険すべてを気にしていたら暮らしていけないので
何かおかしいと思ってもたいしたことはないと調整する働きのことですが、その解決策があります。

それは普段、側にいる人に気づいてもらう方法です。

「FAST」とは

F(フェイス) 笑うと顔のゆがみが協調され、片方のマヒがわかる。

A(アーム) 両腕を前に上げると片方がさがる。

S(スピーチ) 短い文をスムーズに離せない、繰り返せない。

T(タイム) 発見した場合は時間をおかずに受診する。



これらのサインを見逃さないようにすることで、脳梗塞の危険から身を守りましょう。

又、若い人がなりやすい小脳梗塞の原因の一つ、動脈解離とは、3層の膜で出来ている血管の
一部が避けて、そこに血液が流れ込むことにより膜がはがれること。
これにより、血管が詰まり脳梗塞になる場合がある。

激しいめまい、歩行障害、吐き気、嘔吐、また首から後頭部にかけて激痛が走ります。

若い人も高齢者も、こういった症状がでたら、病院へ行ってください。

脳梗塞は死亡や半身不随、言語障害等日常生活に不自由を感じる恐ろしい病気です。
普段から、チェックして脳梗塞に備えましよう。
いつ、誰に起こるかもしれない病気なのですから。

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「ガイヤの夜明け」最先端治療で、がんを死滅、がん患者を救え!! [医療ニュース]

5月7日放送の「ガイヤの夜明け」はがん治療の最先端技術の公開でした。

1.京都大学原子炉実験所の小野公二教授が研究するBNCT(ホウ素中性子補足療法)
という治療法でがん細胞だけに集まる薬剤(ホウ素化合物)を体に点滴し、
そこに原子炉で作った中性子線を照射すると、
がん細胞だけに取り込まれる薬剤が核反応を起こして、がん細胞だけを死滅させる。

ホウ素化合物はがんにしか反応しない為、正常な細胞には傷をつけない。
基本的には、1回の照射のみで、患者は照射中の痛みはない。
テレビでは余命3か月の脳腫瘍の患者さんであったが、がん細胞はほとんど消えていた!!
まだ、少しは残っているが、数か月後には更なる効果がでる可能性がある。

今までのように、がんを取り除くのではなく、体の中のがん細胞だけが死滅するという画期的なもの。

中性子線は原子炉でしか作られなかったが、小野教授は住友重機と共同開発した
サイクロトロン「加速器」とよばれる小型の装置を完成させた。
小野教授は20年以上も研究してきたBNCTを実用化に向けて動いている。

これが普及すれば全国の病院で多くの患者の命を救うことが出来る。

来年、福島県に68億円かけた病院が完成する。この総合南東北病院でサイクロトロンを
国内の病院で初めて導入する。
去年10月から治験開始、2018年の承認を目指す。


2. 進行がんの治療には軍事技術を生かした最新治療機器「サイバーナイフ」(アメリカ製)が
がんに向かって放射線をピンポイントで当てる。
肝臓や肺は臓器そのものの呼吸によって大きく動いてしまう為、
今までは周辺の臓器を傷つけてしまう危険があったが、「サイバーナイフ」は
呼吸によって動いてしまう肝臓、肺などのがん細胞の位置を瞬時に捕捉して狙い撃ちにする。


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3.日本の科学メーカー「タカラバイオ」は日本で発見された「HF10」というウイルスを使った
抗がん剤の実用化に挑んでいる。「HF10」はヘルペスを起こす、ウイルスの一種で、
がん細胞に直接注射し、ウイルスががん細胞を死滅させる。
2018年の実用化を目指す。

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2018年はがんを撲滅させる始まりの年になりそうです。
今、がんの闘病生活をされている方ももう少しの辛抱です。
世界中のがん患者を救うことが出来る日もそう遠くはなさそうですね。
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